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【埼玉】熊谷うちわ祭とは?歴史や2019年の日程、交通規制は?

 

あなたは「熊谷うちわ祭」をご存知ですか?

 

埼玉県熊谷市で毎年7月に開催される「関東一の祇園祭」と称されるお祭りで、

 

延べおよそ75万人が訪れています。

 

「熊谷」といえば、夏の最高気温が全国でもっとも高い

 

日本一暑い街」のひとつとして有名ですね。

 

毎年、夏には岐阜県多治見市や群馬県館林市と並び

 

我こそが日本一暑い街だ」と激戦を繰り広げています。

 

今回は熱いお祭り「熊谷うちわ祭」の

 

歴史や開催日程、当日の交通規制などを紹介したいと思います。

 



 

「熊谷うちわ祭」とは?

 

疫病退散五穀豊穣商売繁盛を祈願して始まった埼玉県熊谷市の八坂神社の祭礼で、

 

京都八坂神社の「祇園祭」から流れを受け「関東一の祇園祭」と称されています。

 

毎年7月19日から23日にかけての5日間に開催されていますが、

 

一般向けの開催は7月20日から22日の3日間となっています。

 

見どころは、12台の山車・屋台が熊谷囃子を響かせながら市街地を巡行する絢爛豪華な姿や、

 

山車・屋台を並べ、囃子を勇ましく競い合う「叩き合いです。

 

そして、クライマックスでは叩き合いを繰り広げながら

 

お祭り広場にすべての山車・屋台が集結します。

 

その演出はまさに圧巻。

 

ライトアップされた山車・屋台の迫力に歓声と熱気が溢れ、熊谷の夜を熱くさせています。

 



 

「熊谷うちわ祭」の歴史は?

 

江戸時代中期の寛政3年(1750年)

 

当時、寺社ごとでバラバラに行っていた祭りを町民たちが統一したいと町役人に願い出ました。

 

これが許可されたことで、町内全体のお祭りが始まったと言われています。

 

当初は神輿で町内を巡行する神輿渡御だけでしたが、

 

その神輿が焼失してしまったため、祭りは衰退してしまいまいます。

 

それから時がたち、天保元年(1830年)に神輿が新調され祭りは復活しました。

 

この頃、厄除けになるという理由から町内の各商店が赤飯を買い物客に振る舞ったことで

 

熊谷の赤飯振る舞い」が祭りの名物となりました。

 

神輿渡御から山車・屋台祭りへ移り変わったきっかけは明治24年(1891年)。

 

「中家堂」という菓子店の初代中村藤吉が江戸の神田から山車を買い受け、

 

熊谷に持ち帰ったことだと言われています。

 

その後、相次いで山車・屋台が製作されいっきに山車祭りへと変わっていきました。

うちわ祭の由来は明治35年(1902年)頃に

 

「泉州楼」という料亭の店主が東京で行われていた「天王祭」で、

 

うちわが飛び交っている光景を目撃しました。

 

それに影響を受け、手間のかかる赤飯に替えて熊谷の祭りでも、

 

うちわを配り始めたのがきっかけだと言われています。

 

当時うちわは生活必需品であったため大好評となり、

 

他の商店でも赤飯の代わりにうちわを振る舞うようになりました。

 

3銭の買い物に対して5銭のうちわをサービスしていたことから

 

買い物はうちわ祭の日」というキャッチフレーズが生まれ、

 

この頃からうちわ祭と呼ばれるようになったと言われています。

 



 

2019年「熊谷うちわ祭」の日程は?

 

今年2019年は、7月19日から23日にかけての5日間に開催されています。

 

一般向けの開催は7月20日から22日の3日間となっています。

 

これは毎年同じです。

 

熊谷愛宕八坂神社で執り行われる非公開の儀式により、祭りは幕をあけます。

 

【熊谷愛宕八坂神社】

 

【7月19日】

遷霊祭(せんれいさい)

  • 場所:愛宕八坂神社(本宮)
  • 時間:21:00~/非公開

 

【7月20日】

渡御発與祭(とぎょはつよさい)

  • 場所:愛宕八坂神社
  • 時間:06:00~

途上奉幣祭(とじょうほうへいさい)

  • 場所:熊谷市街地一帯
  • 時間:07:00~

渡御着輿祭り(とぎょちゃくよさい)

  • 場所:御仮屋(行宮)
  • 時間:10:30~

初叩き合い

  • 場所:JR熊谷駅北口
  • 時間:18:00~

 

【7月21日】

巡行祭

  • 場所:国道17号
  • 時間:13:00~16:00

巡行叩き合い

  • 場所:国道17号周辺
  • 時間:18:00~

 

【7月22日】

行宮祭(あんぐうさい)

  • 場所:御仮屋(行宮)
  • 時間:9:00~

曳っ合わせ叩き合い

  • 場所:お祭り広場
  • 時間:20:00~

年番送り

  • 場所:お祭り広場
  • 時間;21:00~

 

【7月23日】

還御祭

  • 場所:御仮屋~本宮
  • 時間:22日 23:30~

 



 

「熊谷うちわ祭」の交通規制は?

熊谷うちわ祭では毎年大幅に交通規制が敷かれます。

 

各日によって規制の時間や場所が異なりますのでご注意下さい。

 

【7月20日】

  • 場所:駅西通り商店街
  • 時間:13:00~20:00

 

  • 場所:熊谷駅東口前のティアラ21からニットモールにかけて
  • 時間:18:30~19:30

 

  • 場所:熊谷駅北口から国道17号線までの駅前通りと東口周辺

 

【7月21日】

  • 場所:国道17号線の銀座2丁目から石原駅入り口・市役所通り・国道17号線南側の市街地
  • 時間:13:00~21:00

 

【7月22日】

  • 場所:お祭り広場前(西側)
  • 時間:9:00~10:00

 

  • 場所:国道17号線の南側から路線までの内側市街地
  • 時間:13:00~22:00

 

  • 場所:国道17号線の銀座2丁目交差点から石原駅入り口・市役所通り
  • 時間:18:00~21:00

 



 

「熊谷うちわ祭」おわりに

関東一の祇園祭といわれている熊谷うちわ祭。

 

今年2019年は、山車や熊谷囃子の迫力を肌で感じてみてはいかがでしょうか。

 

深い歴史を感じながら身も心も熱くなること間違いなしです。

 

暑い熊谷の熱いうちわ祭

 

こまめに水分補給など熱中症対策はしっかりと行い、

 

ひと夏の楽しい思い出にしてみてくださいね。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

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