ファイナンシャルプランナーとは?
ファイナンシャルプランナーとは、
お金関係の仕事をするらしいというイメージがあるかと思います。
ですが、具体的にどんな資格なのか、具体的には何ができるか、
はっきりとしていない方も多いと思います。
例えば、「お金」と言っても、この世の中には様々な「お金」の動きがあります。
身近なところでは、
- お財布の中にあるお金
- 銀行に預けているお金
- 国や地方公共団体が徴収する税金
- 投資などのお金
などがあります。
これらの様々なお金の仕組みの分野を扱うのが、ファイナンシャルプランナーです。
今回はそのファイナンシャルプランナーの仕事や年収、求人状況についてご紹介していきます。
どんな仕事?
ファイナンシャルプランナーは、
- 節約
- 税金
- 投資
- 住宅ローン
- 不動産
- 教育
- 老後
- 相続
などの分野を扱います。
詳しく説明すると以下の分野のエキスパートです。
- ライフプランニングと資金計画
- 金融資産運用
- タックスプランニング
- リスク管理
- 不動産
- 相続・事業承継
ファイナンシャルプランナーの顧客の多くは、個人のお客様になりますが、
中小企業などの法人のお客様もいらっしゃいます。
日本人は特に、資産運用や相続、保険加入など
お金にまつわる問題や相談は、身近な人にしにくいと考えています。
また、
- 将来いくら資金があれば足りるのか
- 子供の学費などの教育に関するお金
などの問題に頭を抱える人も多いのも事実のようです。
ファイナンシャルプランナーは、お客様が
- お金の面で困ることなく
- リスクに考慮
- 安心できる将来生活を送れるよう
お手伝いするのが役割といえます。
ファイナンシャルプランナーの就職先は?
ファイナンシャルプランナーの就職先は、
- 企業内ファイナンシャルプランナーとして働く場合
- 独立して働く場合
と2タイプの働き方があります。
企業内ファイナンシャルプランナーとして働く人は、
全ファイナンシャルプランナーの9割を占めます。
銀行、証券会社、保険会社などの金融系の企業に従事し、
営業職や資産アドバイザーとして働いています。
他には、不動産を取り扱う不動産会社でも
営業職がファイナンシャルプランナーの資格を持っている場合があります。
これらの仕事は、どれもお金を扱う職場であるため、
ファイナンシャルプランナーの知識を生かして、
お客様のニーズ把握や提案などにフル活用されるでしょう。
一方、独立して働くファイナンシャルプランナーは、
- 個人のお客様の相談
- 保険
- 不動産
- 専門分野の講演や執筆
を行っています。
ファイナンシャルプランナーになるには?
ファイナンシャルプランナーの資格は2つに分けられます。
- 国家資格・・・「ファイナンシャル・プランニング技能検定(FP技能士)」
- 民間資格・・・「AFP、CFP」
ファイナンシャル・プランニング技能検定は
- 1級
- 2級
- 3級
の3種類に分けられます。
この資格は勤務先や携わる業務によって必要とされる資格は異なりますが、
一般的に実務に活かせるのは、ファイナンシャルプランナー1級・2級と言われています。
ファイナンシャルプランナーの給料・年収は?
ファイナンシャルプランナーの年収は企業内で働くか、独立しているかなど
人によって200万〜1000万円と人によって幅があります。
企業ファイナンシャルプランナーは、
資格手当として月1〜2万円程度支給される場合もあります。
一方独立したファイナンシャルプランナーは、
別途相談料や講演などのセミナー料という形で報酬を得る場合も多いようです。
日本FP協会によると、1時間あたりの相談料は
- 5,000円未満・・・25%
- 5,000円〜10,000円未満・・・41%
- 10,000円〜20,000円・・・28%
- 20,000円以上・・・2%
となっています。
この場合、ファイナンシャルプランナー自身で報酬は設定できますが、
その人自身の人気や知名度、経験などによりやはり金額が前後するようですね。
ファイナンシャルプランナーの求人状況は?
求人サイトを確認したところ、
- 外資系企業
- 信託会社
- 会計事務所
などの募集があったので、色々と探してみるのも興味深いと思います。
年収や業務内容も企業によって変わってきますので、
ファイナンシャルプランナーの道を進もうとしているあなたも、
ぜひ積極的に求人サイトを確認してみてくださいね。
ファイナンシャルプランナーおわりに
実は私も結婚をして子供が出来てから、ファイナンシャルプランナーに相談した一人です。
その時は、
- ライフプランニング
- 資金計画
- 金融資産運用
について相談をしました。
漠然と考えていた将来も、ファイナンシャルプランナーに相談することによって、
資金計画や将来について明確になることが多いと感じました。
例えば、ライフプランニングでは、何歳に家を立てるのか、
今後の子供計画など人生でお金が必要な時期を逆算して考えていくので、
とても分かりやすく理解することができます。
ファイナンシャルプランナーの資格はキャリアアップはもちろん、
家庭でも役立つことが多いので、ぜひあなたも勉強してみてはいかがでしょうか。
最後までお読みいただきありがとうございました。