最近では、年賀状ではなくLINEやメールで済ませてしまうことも多い新年のご挨拶。
ECO目的のペーパーレス化の影響もあり、昔と比べ、出す枚数も少なくなったのでは?
だからこそ、年賀状での年に一度のやりとりに気の利いた一言を添えたいですよね。
年賀状は印刷でも、一言添えるだけで受け取った方の印象はガラッと変わります。
そこで、今回は年賀状のおすすめの一言を友達、同僚、上司、恩師など別にご紹介します。
年賀状で友だちや親しい同僚へ添える一言
親しい間柄であればマナーや定形文などにこだわったりし過ぎず、
気兼ねなく親しみを込めた言葉を添えたいものです。
頻繁に会うお友達や同僚には伝えたいことをそのまま書いても問題ありません。
書く内容に困った時の例文としては以下のようなものがあります。
- いつも有難う!今年もよろしくお願いします
- 今年も楽しい一年にしよう
- またみんなでご飯でも食べに行こうね
- 毎年 賀状の家族写真を楽しみにしています
- 新年会で会えるのを楽しみにしています
最近会っていない友人には気遣う一言を
最近少し疎遠になっている友人であれば、
また会いたいねという言葉や
相手の身体を気遣う言葉などを入れると良いでしょう。
- 今年こそゆっくり会いたいですね
- 近くに来た時には是非寄ってね!
- お元気ですか?また久しぶりに会って話でもしましょう
親戚へは近況報告や相手を気遣う一言を
結婚式などに来てもらった後、やり取りする滅多に会わない親戚への一言は悩みますよね。
そんな時は自分の家族の近況報告や、
相手の家族を気遣う言葉を入れると望ましいでしょう。
- こちらはおかげさまで家族一同元気にくらしております
- 早いもので長男は今年小学校に上がります
- ご無沙汰しておりますがお変わりなくお過ごしでいらっしゃいますか
- 今年もよき年となりますようお祈りいたします
恩師への年賀状に添える一言
先生や先輩など目上の方への添え書きなら、
親戚同様に今の近況を伝えたり、お元気ですか?
などの尋ねる言葉を添えるのがおすすめです。
- ご無沙汰しておりますが お元気でご活躍のことと思います
- おかげさまで忙しいながらも充実した日々を過ごしております
- 同窓会でお目にかかるのを楽しみにしております
- 〇〇先生のご健康をお祈りいたします
上司・先輩への年賀状に添える一言
上司や先輩に送る年賀状であれば、意気込みなどを書き込むと熱意が伝わります。
- 昨年は格別のご指導を賜り 厚くお礼を申し上げます
- 旧年は温かくご指導くださり 誠にありがとうございました
- 〇〇プロジェクトでは大変お世話になりました
- さらなる飛躍の年とするべく努力する所存です
- 今年も変わらぬご指導ご鞭撻のほど よろしくお願い申し上げます
- まだまだ未熟ですが先輩方を見習い一歩一歩成長していきたい所存です
部下・後輩への年賀状に添える一言
部下や後輩へは、日頃のねぎらいの言葉を書き込むと喜ばれます。
- 着実に成果を上げていて頼もしい限りです
- 仕事への姿勢に感動しました
- さらなる成長を期待しています
年賀状におすすめの一言を書いてもマナー守れてますか?
せっかく送る年賀状です。
失礼にならないように、チェックしておきましょう。
松の内までに届ける
年賀状を送る時期についてです。
「松の内」とは一般的に1月7日までの門松を飾る期間のことを指し、
年賀状を届ける時期は、松の内までであれば失礼に当たらないとされています。
松の内に間に合わなかった場合や、相手が喪中の場合には
年賀状ではなく寒中見舞いとして2月4日の立春までに届けることになります。
送る相手に適した賀詞選び
賀詞とは、祝う気持ちを表す言葉のことで、
年賀状でいえば「あけましておめでとう」や「謹賀新年」などのことを言います。
目上の方への賀詞
- 「謹賀新年」
- 「恭賀新年」
- 「敬頌新禧」
- 「謹んで初春のお慶びを申し上げます」
など敬意を示す言葉(謹んで・恭しく)が入った4字以上の賀詞を選ぶと良いでしょう。
目下の人への賀詞
- 「寿」
- 「福」
- 「迎春」
- 「賀正」
- 「頌春」
などのような短い賀詞は、目下の人や友人などに向けて使うものとされています。
縁起の良くない表現は避ける
新年を祝うためのものである年賀状には、
- 別れる
- 離れる
- 去る
- 失う
- 絶える
- 病む
- 倒れる
など暗いイメージの表現は避けましょう。
また、前年のことは「去年」ではなく「旧年」や「昨年」という言葉を使ってください。
句読点には気を付けて
「、」や「。」のような句読点は付けないのがマナーです。
年賀状おすすめの一言は?友達、同僚、上司、恩師など別にご紹介! おわりに
年に一度の年賀状は書き方や送る時期など、
つい忘れてしまうという方も多いのではないでしょうか。
「あけましておめでとう」と書いて送るのがすべてではありません。
また、いつも何を書こうか悩んでしまいがちな人は、
印刷してある文章が少なめのテンプレートを選ぶのも一案です。
最近では添え書きを書かずに送る方も多いようですが、
手書きの添え書きは暖かみがあって気持ちも伝わりますよね。
今年の年賀状には一手間加えて是非手書きで添え書きをしてみてくださいね。
最後までお読みいただきありがとうございました。