ここ数年で完全に職業として認知された「ユーチューバー」。
しかし、職業にできるくらい儲けるためには、
配信動画が常に多くの人に視聴されなければなりません。
大勢の人の興味を引くには
どのような動画をどのようにアップするべきなのか、
視聴者数の多いユーチューバーは
常に考えて実践しているはずです。
そこで今回は先人たちに学びたいあなたへ、
ユーチューバーの国内人気ランキングと、
人気ユ―チューバ―の中で最も低コストで製作している人についても
あわせてご紹介します。
国内のユーチューバー人気ランキングトップ5は?
それではまず、国内のユーチューバーの人気ランキングトップ5を見て、
どんなアプローチで視聴者を集めているのかの視点から見てみましょう。
ランキング5位:チャンネル登録者数 292万人 Kan & Aki’s CHANNEL
かんな・あきら・あさひと末っ子長男ぎんたが出演し、
両親が撮影や編集などを担当しているチャンネルです。
内容は、おもちゃや菓子の紹介、家族でのお出かけが多いです。
もともと父親が家業の看板店の売り上げを伸ばそうと、
商品を紹介する動画を撮って投稿していた際に、
ブログでよく子どもの写真をアップしていたことから
「動画もいいかも」と2010年5月にチャンネルを開設したのがきっかけだそうです。
手軽に始めたい方は参考になるのではないかと思います。
ランキング4位:チャンネル登録者数 795万人 HikakinTV
今では絶大な人気を誇るヒカキンですが、
もともとスーパーの店員で生計を立てるかたわら
YouTubeチャンネル「HIKAKIN」に投稿していたヒューマンビートボックス動画が
世界的な注目を集めたことにより人気に火がつきました。
その後、商品レビューを中心とした「HikakinTV」チャンネルを開設し
日本国内の低年齢層の視聴者を獲得していきます。
現在ではゲーム実況チャンネルなど合計4つの人気チャンネルを所有しており、
流行に合わせ柔軟に様々なジャンルの動画にチャレンジするユーチューバーです。
YouTubeタレント事務所UUUM株式会社ファウンダー兼最高顧問もしています。
あらゆる角度から視聴者の興味を引く構成を考え抜いていて、
今から始めるユーチューバーは必ず研究した方が良いと言えます。
ランキング3位:チャンネル登録者数 835万人 はじめしゃちょー(hajime)
静岡在住の現役大学生のイケメンユーチューバー「はじめしゃちょー」は、
魅力的な企画、テンポのよい編集の動画を毎日投稿し、
ここ数年急激に人気を伸ばしています。
「やりたいと思ったことを自由にアップしている」と自ら語っている通り、
体を張った実験動画が多く投稿され
若年層から圧倒的な支持を得ています。
2015年にはYouTubeのTVCMに起用され、
普段YouTubeを見ない人の間でも知名度を拡大しています。
若者から親近感を感じやすい喋り方も魅力の一つではないでしょうか。
ランキング2位:再生回数85億9626万4879回 キッズライン♡Kids Line
キッズライン(Kids Line)は
ねみちゃんとこうくんの姉弟が、楽しく遊ぶ様子の動画が成長記録として
ユーチューブに投稿されているチャンネルです。
2011年11月26日からユーチューブにチャンネルを開設し、
キッズライン(Kids Line)の動画投稿数は2829本で
カテゴリー別の動画数割合は人とブログが2672本と圧倒的に多く、
エンターテイメントが490本でハウツーとスタイルが23本です。
ねみちゃんとこうくんの姉弟と同世代の子どもたちによく見られていますが、
こんなに稼いだお金はどうしているのか、そっちも気になってしまいますよね。
ランキング1位:チャンネル登録者数599万人 Fischer’s-フィッシャーズ-
中学時代の同級生7人が、
卒業記念に「楽しい」を動画にすることから始まりました。
メンバーが川遊びを好んだこと、
この時撮影したのが川遊びの様子であったことから「魚のようだ」と考え、
「フィッシャーズ」というグループ名をつけたそうです。
現在ではフィッシャーズの活動に専念する「専業組」と、
他に本職を持ちフィッシャーズは副業という「兼業組」が存在します。
代表作の「アスレチック動画」をはじめ、
「コメディ」「チャレンジ」「ドッキリ」「心霊」などテーマに沿って、
メンバー同士が掛け合いをしながらアドリブ進行するのが作品の特徴になっています。
楽しそうな雰囲気が伝わり、視聴者も一員となっている気持ちになれるのが
ヒット要因であることは言うまでもありません。
2019年10月27日、Fischer’s-フィッシャーズ-の単独チャンネルだけで
累計再生回数が日本1位になったり、
2019年12月5日、世界で最も再生されたユーチューバートップ10で、
世界9位にランクインしています。
また、2019年12月13日、
YouTube界アカデミー賞と言われる「Streamy Awards」の国際アジア太平洋部門でノミネートされ、
日本ユーチューバーとして「Streamy Awards」を受賞されたのはこれが初です。
最も制作費が低コストのユーチューバーは?
YouTubeに動画を配信するためには、
企画を考え、動画を撮影し、編集する必要があります。
そのため多くのユーチューバーは、
・撮影機材(ビデオカメラ、一眼レフカメラなど)
・撮影補助機材(三脚、ヘッドセット、照明など)
・動画企画によって必要な物(楽器やゲーム機器など動画制作に使うもの)
・編集ソフト
といった、必要な機材などをそろえる必要があり、コストがかかってしまいます。
しかし、家にあるものを活用したりすれば0円で始めることも可能です。
実際、機材を揃えずに企画力や世界観で人気を集めているユーチューバーもたくさんいます。
低コストでも有名ユーチューバー
➀メンタリストDaiGo
メンタリストDaiGoは、ビデオカメラなどは使わず、
スマホのみで撮影した動画をそのまま編集せず配信しています。
にもかかわらず、動画は毎回100万再生を超えており、
動画の「内容」がいかに大切かをわからせてくれます。
チャンネル登録者数も100万人を超えており、
もはやこの語りを聞かずに眠れない人も多いのではないでしょうか。
②ミニマリストしぶ
ミニマリストとは、持ち物をできるだけ減らして
必要最小限の物だけで暮らす人のことをいいます。
自分にとって本当に必要な物だけを持つことで、
多くの物を所有するよりも豊かに生きられるという考え方の人です。
現代は大量生産・大量消費の社会の中で、
ミニマリストという新しく生まれたライフスタイルはとても注目を浴びています。
ミニマリストしぶもスマホでの撮影で動画配信をしており、
編集はしていますが、誰でもできるようなとても簡単な編集のみでシンプルです。
③フワちゃんTV
フワちゃんTVのチャンネル登録者数は、28万人を超えています。
フワちゃんTVもスマホで撮影し、
編集はパソコンでソフトを使ってやっていますが、
売りは奇抜な衣装で常にハイテンションというところでしょう。
もともとはワタナベエンターテインメントのお笑い芸人でしたが
所属から外されてしまい、現在はフリーで活動しています。
2018年4月からユーチューバーを始めていて、いろいろなジャンルの動画を投稿しています。
最近は、TV番組「ウチのガヤがすみません!」(日本テレビ)に
自身もファンである指原莉乃と共演したことで
「フワちゃん」がTwitterでトレンド入りしました。
ユーチューバー国内の人気ランキング5は?最も低コストの制作者は? おわりに
いかがでしたでしょうか。
今回ご紹介したような人気ユーチューバーになるための道は決して楽ではありません。
誰もが興味を持つ話題でありながら、誰もやっていないことを、
誰もやっていない方法で行うことは簡単ではありません。
低コストに抑えて動画を製作するためにも、その分努力と知識が必要になります。
とはいえ、誰でもできるチャンスを秘めている職業ではあります。
あなたもぜひ、日常の中にある一攫千金ネタを探してみてはいかがでしょうか。
最後まで読んでいただきありがとうございました。