2020年はコロナの影響で、どうしても家におこもりする時間も増えましたよね。
あなたは家に居るとき、何をして時間をつぶしますか?
・・・まぁ、他にもゲーム三昧だったりゴロ寝三昧だったり、色々ありますが、
ここで、ちょっと考えてみてください。
今まで「時間があったら資格勉強でもできるのになぁ」と思ったことはありませんか?
そうなんです!
そこで今回は数ある資格の中から「公認心理師」についてご紹介します。
特にこれから進路を考える中学生・高校生におすすめですよ!こんなコロナ禍だからこそ時間を有効に使いましょう!
そもそも「公認心理師」って何? どんなことができるの?
さて、あなたは「公認心理師」って何者なのかご存じですか?
「公認心理師」とは、心理学を使って
- 悩んでいる人の心理を分析
- アドバイスする行為
などを職業として行える資格です。
2018年9月に第1回の公認心理師の国家資格試験が実施され、
2万人以上の方が試験に合格しています。
心理カウンセラーなどのお仕事をされている方に、ピッタリ試験です。
「臨床心理士」は民間資格で、
同じく心の問題を抱えている人たちの支えになっていく仕事ができます。
詳しく見ていくと、
- 公認心理師
- 臨床心理士
には以下の違いがあります。
- 「公認心理師」:心の問題を抱えている人たちを助けるための知識や情報を発信する
- 「臨床心理士」:心の問題を抱えている人たちを助けるための調査や研究を行う
例えるならば
- 「公認心理師」=「広報係」
- 「臨床心理士」=「研究者」
となりますね。
そうですね、「公認心理師」には悩んでいる当人だけではなく、
その家族や周りの方々へのケア、
また学校や職場で悩む人たちに対応するための教育を行う役目も期待されています。
では、次からは受験資格や勉強方法について調べてみましょう。
公認心理師は独学でイケる?合格率は?受験資格が必要なの?
公認心理師は国家試験ですので、まずは試験を受けることが必要です。
さらに、国家試験を受けるための条件があります。
- 4年制大学で指定科目を履修→大学院で指定科目を履修→国家試験を受験
- 4年制大学で指定科目を履修→2年間の実務経験を積む→国家試験を受験
- 外国の大学で心理科目を履修→外国の大学院で心理科目を履修→国家試験を受験
申し込みから合格までのスケジュールを、2020年を例に説明しますと、以下の通りです。
- 受験申込:3月9日(月)から年4月8日(水)(消印有効)まで
- 受験票交付:5月29日(金)
- 試験日:6月21日(日)
- 合格発表:7月31日(金)
- 受験地:北海道,東京都,神奈川県,愛知県,大阪府,兵庫県,福岡県
全問マークシート方式で、150~200問程度が出題されます。
受験時間は午前120分、午後120分。
60%以上の正解率で合格、というのが基準です。
受験手数料は28,700円。
合格率は2019年実績で46.4%。
これを多いと思うか少ないと思うか・・・?
さて受験資格を持っている場合、どうやって受験勉強しましょうか?
確かに独学で合格した方もいれば、塾で一気に学習したという方もいます。
どちらが向いているかは、人それぞれ。
むしろ在学中に取得するという手段が取れないので、
社会人生活と受験勉強との両立をどうするか、
を考えるのがポイントです。
公認心理師とは?合格率や受験資格、独学で合格できるのか考察 おわりに
いかがでしたでしょうか。
ちなみに、試験に合格しただけでは「公認心理師」は名乗れません。
公認心理師の資格登録が必要です。
合格証と申込書を持って、日本心理研修センターに行くと、
審査後に晴れて「公認心理師」と登録されます。
資格登録には
- 登録免許税(15,000円)
- 登録手数料(7,200円)
がかかります。
民間資格では「心理師」という言葉を使ってはいけないことになっている。
最後までお読みいただきありがとうございました。