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コーヒー鑑定士とは?難易度や合格率、日本に何人いるのか徹底解説

あなたは今日コーヒーを飲みましたか?

 

ブレイクタイムにコーヒーを楽しむ人は日本でも多くいます。

 

最近では豆の種類も数多くあり、好きだからこそコーヒーの知識を深めたり

 

資格を取って自分のお店を開いたりする人も多くいます。

 

コーヒーに関する資格は色々ありますが、

 

中でも難関とされる「コーヒー鑑定士」をご存じでしょうか?

 

これを取らずにコーヒーについては語れません、という事はないと思いますが、

 

持っているとコーヒー好きの間では一目置かれることは間違いありません。

 

そこで今回はコーヒー鑑定士について、

 

その難易度や合格率、日本に何人いるのか徹底解説します。

 



 

コーヒー鑑定士とは?

 

全日本コーヒー商工組合連合会(以降、JCQA)による認定資格です。

 

  • 生豆の選定
  • 品質管理
  • 商品設計

 

まで、コーヒーにまつわる全般的な知識と技術が高いレベルで求められることから、

 

コーヒー関連資格の中でも特に難易度が高いのが特徴です。

 

そう、もう趣味ではなくガチの資格なんです。

 

また、ブラジル国内にあるサントス市商工会議所が開催している

 

コーヒー鑑定士コース」の過程を修了して、

 

卒業試験に合格した人だけに与えられるクラシフィカドールという資格も

 

日本では”コーヒー鑑定士と呼ばれています。

 

え、、地球の裏側のブラジルに行くの・・

 

JCQAコーヒー鑑定士の受験資格

コーヒー鑑定士の試験を受験できるのは、

 

JCQAが認定するコーヒーインストラクター1級の合格者のみです。

 

コーヒーインストラクター1級の試験を受験するには、

 

コーヒーインストラクター2級の資格が必要です。

 

つまり、コーヒー鑑定士の受験資格を得るために、

 

段階的に他の資格を取得していかなくてはなりません。

 

コーヒーインストラクター2級の合格に求められるレベル

 

  • コーヒーの対面販売に従事するための基礎的な知識
  • 鑑定技術

 

コーヒーインストラクター1級の合格に求められるレベル

 

  • コーヒーの製造業者に求められるプロとしての専門知識
  • 鑑定技術

 

JCQAコーヒー鑑定士の試験内容は?

試験は3教科からなっています。

 

教科の一つを合格すると「マスターとして認定されます。

 

そして3教科すべてに合格すると「コーヒー鑑定士の資格を得ることができます。

 

①商品設計

 

さまざまな市場の要望に対して、

 

  • 品質
  • コスト
  • 製造条件

 

を考慮しながら適切な商品設計ができること。

 

②生豆鑑定

 

生豆に関する国際的な知識

 

生豆を鑑定するための外観から、カップテストに至るまでの鑑定技術を有し、

 

  • 品質の格付け
  • 原料価格の妥協性、安定性

 

などが判断できること。

 

③品質管理

 

コーヒー豆の品質に関する問題が発生した際に、

 

環境や設備に応じてふさわしい改善策や解決策を提案すること。

 

JCQAコーヒー鑑定士の受験費用は?

  • 講習会受講受験料 40,000円/1教科
  • 検定受検料 10,000円/1教科
  • 認定登録料(コーヒー鑑定士)5,000円
  • 認定登録料(マスター合格者)3,000円
  • 検定教本 4,000円

 

仮にコーヒーインストラクター1級を所持しているところから

 

すべて一発で合格したとしても、合計で168,000円の費用がかかります。

 

鑑定士については、単位の取れなかった教科に関しては

 

次回以降、再受験(試験料:10,000/1教科)できます。

 

3教科ともに単位を取得した時点でコーヒー鑑定士として認定され、

 

コーヒー鑑定士の資格と取得した単位は、

 

共に永久資格で更新の必要はありません(2020年5月時点)。

 



 

JCQAコーヒー鑑定士の難易度や合格率は?

合格基準は、

 

  • 商品設計
  • 生豆鑑定
  • 品質管理

 

それぞれの80点以上の取得が必要です。

 

3つすべてに合格し、鑑定士の資格を取得できるのは毎回約3%の合格率です。

 

3%って・・・

 

難易度の高さからコーヒーに関連した資格の中でも”最高峰資格と呼ばれています。

 

JCQAコーヒー鑑定士は日本に何人いるのか?

2020年1月現在JCQAコーヒー鑑定士の認定者数は36名です。

 

ちなみに

 

  • 商品設計マスター:74名
  • 生豆鑑定マスター:108名
  • 品質管理マスター:45名

 

ブラジルで取得できるコーヒー鑑定士とは?

コーヒー豆の本場ブラジルで認定される、サントス商工会議所

 

コーヒー鑑定士(クラシフィカドール / Classificador)の資格です。

 

一ヶ月間コーヒー鑑定士養成学校(クルソー)に参加し、

 

世界各国から来るコーヒー愛者仲間たちと過ごし学びます。

 

基本知識から、コーヒー大国ブラジルの生活や習慣、自然も同時に体験します。

 

鑑定士の字のごとく、商的なことから、

 

コーヒー豆(生豆)を世界に輸出する為の規格を格付けできる人の事を

 

鑑定士と呼びます。

 

そのため、美しい珈琲が淹れられる人ではありません

 

その人がもっている感性が、

 

コーヒーという飲み物が引き立つ味わいになると思います。

 

クラシフィカドールと呼ばれるコーヒー鑑定士は、

 

生活面でも気をつけなくてはなりません。

 

飲酒喫煙はもちろんのこと、食事に関してもニンニクのような刺激物は、

 

コーヒーへの味覚を鈍らせてしまうため、なるべく控えなくてはならないのです。

 

なんと、“泣く”ことによっても鼻の粘膜を傷めるので避けなくてはいけないなど、

 

私生活をすべてコーヒー鑑定のために捧げなくてはならないのです。

 



 

コーヒー鑑定士とは?難易度や合格率、日本に何人いるのか徹底解説 おわりに

いかがでしたでしょうか。

 

コーヒー鑑定士「クラシフィカドールとなると、

 

もはやアスリートのような職業ですよね。

 

難易度が最高峰と言われるコーヒー鑑定士になるのは簡単ではありませんが、

 

それだけ価値もあると考えられます。

 

そして、コーヒー好きであればコーヒー鑑定士が選び抜いてくれたコーヒーを

 

生涯でぜひ一度味わってみたいものですよね。

 

もしあなたが大のコーヒー好きなら目指してみてはいかがでしょうか。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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