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ソシオパスとは?サイコパスとの違いは?セルフチェックをご紹介

あなたは”サイコパス””ソシオパス”という言葉を聞いたことはありますか?

 

サイコパスはテレビのミステリー番組などで聞く機会が増えましたが、ソシオパスはまだ認知が薄いですよね。

 

どちらも「相手に共感できない」特徴を持ち、反社会性パーソナリティー障害とされています。

 

サイコパスは一般的な価値観からは、かけ離れた価値観を持つ”精神病質者”です。

 

そして、ソシオパスも、一見、サイコパスと違いはありません。

 

しかし、サイコパスが先天的で遺伝の可能性があるものなのに対し、ソシオパスは”社会病質者”とも呼ばれる精神疾患で後天的とされています。

 

あなたの周りにも程度の差こそあれ、他人に対して冷淡で、悪いことをしても罪悪感を感じない人は必ずいます。

 

今回は「サイコパスやソシオパスの特徴・対処方法など」についてお話していこうと思います。

 

ぜひ、最後までお付き合いくださいね。

 



 

サイコパスとはなにか?

サイコパスとは正常な人とは逸脱した人格を持っており、日本では200人~300人に1人が該当する精神病質者です。

 

ミステリーのテレビ番組や小説で凶悪な殺人鬼のことを”サイコキラー”と言ったりしますよね。

 

200人~300人に1人という数字から、あなたの周りにいても珍しいことではないということが分かります。

 

サイコパスの特徴は下記7つが挙げられます。

・他人に対して冷淡である
・他人の感情などに共感することができない
・なにか悪いことをしても罪悪感が全くない
・むしろ、それに対して興奮する人もいる
・自分の行動に対しての責任感がない
・嘘を当たり前のようにつく
・自己中心的

 

上に挙げた通り、サイコパスは一部の感情が欠落しています。

 

これは正常な人と少し違った自律神経の機能を持っているからだと考えられています。

 

例えば間違ったことをしてしまった場合、正常な人は焦って心拍数などが上がってしまいます。

 

でも、サイコパスは全く心拍数が上がらずに噓発見器にかけられた時に噓をついたとしても決してバレることがありません。

 

このようになってしまう原因は脳の構造によるもの、遺伝など諸説ありますが、明確には分かっておらず、治療は非常に困難とされています。

 

ソシオパスとは?

では、ソシオパスとは何でしょうか。

 

一見、サイコパスと似ていますが、ソシオパス生まれつきではなく、家庭環境が悪かったり、虐待を受けていたり、幼少期のトラウマや、今現在の周りの環境などに影響を受けて形成された後天的なものだとされています。

 

サイコパスとソシオパスとの若干の違いは以下3つです。

 

・サイコパスはきちんと計画を立て、実行し、成功することが多い。
 ソシオパスは衝動的に行動し、失敗することもある。

 

・サイコパスは他社に全く共感せず固執しない。
 ソシオパスは自分と同じ考えを持っている人には共感し固執する。

 

・サイコパスは治療が困難。
 ソシオパスは過去のトラウマや精神的に苦痛を負ったものに対しての心理療法などの治療ができる可能性がある。

 

後天的で、周りの環境によって形成されるということはすべての人がソシオパスになりうる可能性があります。

 

もちろん、ソシオパスをを作り出してしまう原因になる可能性もあるということなので恐ろしいですね。

 



 

サイコパス・ソシオパスのセルフチェックリスト

ここまで読んでいて「自分はソシオパスかも?」と思ったあなた。

 

以下のチェックリストを見て自分に当てはまるかどうか試してみてください。

 

サイコパスのチェックリスト

 

□自己中心的で自己評価が高い

 

□平気で何回も嘘をつく

 

□人を操ろうとすることに何の抵抗もない

 

□後悔や罪悪感を感じない

 

□常に刺激を求めている

 

□冷淡で共感性がない

 

□責任感がない

 

□感情が薄い

 

□欲望をおさえるのが苦手

 

□ルールを知っていても破る

 

□幼少期から問題行動を起こしていた

 

 

ソシオパスのチェックリスト

 

□自我が強い

 

□秘密が多い

 

□約束を守らない

 

□他人を平気で利用する

 

□幼少期のトラウマがある

 

□攻撃的な性格である

 

□責任感がない

 

□罪悪感を感じることが少ない

 

□衝動的に行動してしまうことが多い

 

□自分が安全であれば他人は関係ない

 

□他人への愛情が不足している

 

いかがでしたでしょうか。

 

上記のようなチェック診断しなくても、自分がサイコパスであることを自覚している人がいます。

 

中には、サイコパスであることを隠して生きるために、正常な人の言動や行動を真似して常に自分を偽りながら社会に馴染もうとしている人がいます。

 

なぜなら、サイコパスである人の人数は日本の人口が1億2千万人だとすると120万人ほどいるとされているからです。

 

サイコパスやソシオパスが反社会的な行動をとる可能性は高いですが、殺人などの重犯罪を犯してしまう人はその中でもごくわずかです。

 

サイコパス・ソシオパスへの対処法は?

「あの人はいつも人が不幸になった時にすごく嬉しそうに笑う」

 

「そういえば、あの人は困っている人を面白がって写真に撮ったりしていた」

 

あなたの周りにサイコパスな人が思い当たったらどうすればよいのでしょうか。

 

まず、精神的な距離を決して詰めないようにしましょう。

 

必要以上にかかわらず、まずは自分の心を守る事を第一に考えてください。

 

そして、程よい距離感でうまく関係を保ち、自分自身が幸せに生活していることがサイコパスへの1番の対処法です。

 

また、ソシオパスの人にも注意が必要です。

 

ソシオパスの人は自分が優位に立ちたいという願望があります。

 

特徴としては、他人からの評価は得たい一方で利用価値があるかどうかで周りにいる人を判断します。

 

このため、友達関係を築くことは出来ないと言えるでしょう。

 

ソシオパスの人たちは一見、良い言葉を使い、行動をとりますが利用するためにとった行動であり、利用価値がなくなった場合は切り捨てられてしまいます。

 

サイコパスの人への対処法と同じようにまずは自分の心を守り、自分の感情や考えをその都度見つめ直してください。

 



 

ソシオパスとは?サイコパスとの違いは?セルフチェックをご紹介 おわりに

いかがでしたでしょうか。

 

200人~300人に1人という結構な数が存在するサイコパスやソシオパス。

 

サイコパスは先天的、ソシオパスは後天的に周りの環境で作られることが分かりました。

 

そう考えると自分自身で作り上げたものではないので、関わらないのは可哀想だと思ってしまうかもしれません。

 

サイコパスやソシオパスは、どちらも人は口がうまく、付けこまれやすい人にはとことん付けこんでいきます。

 

どのような人が相手であってもまずは自分の感情や考えを優先して自分の心を守る事が優先なのです。

 

「変だな」と思ったら、確実に心の距離をとって対応していくようにしましょう。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

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