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【厳島神社】管弦祭とは?2019の日程、歴史やアクセスをご紹介

あなたは広島県にある厳島神社の管弦祭をご存知でしょうか?

 

平安絵巻物のように美しいお祭りだといわれている管弦祭は、

 

神様をお慰めするために平清盛公が始めました。

 

清盛公の厳島神社への思い入れがこの管弦祭となったのです。

 

では、管弦祭でどんなふうに神様をお慰めするのか詳しく見ていきましょう。

 

この記事では厳島神社管弦祭の2019年日程や歴史見どころアクセス方法

 

ご紹介していきます。

 



 

【厳島神社】管弦祭の歴史は?

厳島神社の管弦祭は、平清盛公が姫神様をお慰めしよう

 

というところから始まった神事です。

 

平安時代の都では貴族が池や河川に船を浮かべて、笛や琵琶などの管弦をして遊んでいました。

 

それを厳島神社でも始めたのがはじまりです。

 

当時は河川ではなく瀬戸の海に船を出し、優美に管弦を行っていたとされています。

 

管弦祭が始まったのは1150年ころなのですが、

 

今の形になったのは1701年―の出来事からだそうです。

 

【厳島神社】管弦祭とはどんな行事?

管弦祭の最初の頃は、平安時代の遊びのように御座船(ござぶね)という船に

 

御鳳輦(ごほうれん)を乗せ、海に浮かべて船の上で管弦の演奏をしていました。

 

御鳳輦とは神社の祭典などに使われ、

 

屋根の上に鳳凰(ほうおう)の飾りがある神輿のことです。

 

ところが、1701年の旧暦6月17日にも同じように御座船を出していところ、

 

暴風雨に見舞われて転覆寸前となったのです。

 

このとき近くにいた阿賀村の船と、厳島神社に参拝に来ていた江波村の伝馬船が、

 

御座船を救助しました。

 

そこから現代の形になり、御座船は阿賀村の船と江波村の船で曳航するようになりました。

 

御座船は三艘の船で引きます。

 

まず、大鳥居を出発して火立岩(ほたていわ)に到着し、

 

対岸にある摂社の地御前神社(じごぜんじんじゃ)へ向かいます。

 

その後、摂社の長浜神社、大元神社を周ります。

 

この間ずっと船の上では管弦の演奏をしています。

 

各摂社に到着した時も出発するときも海の上で御座船を三回まわします。

 

各摂社で祭典を行い、大鳥居までもどってくるのです。

 

管弦祭は優美さとダイナミックさが合わさった幻想的なお祭りとなりました。

 

 

【厳島神社】管弦祭のみどころは?

船を漕ぐ男衆

 

厳島神社の管弦祭の見どころは優美な管弦の演奏もそうですが、

 

船を漕ぐ男衆のダイナミックな動きも目を引きます。

 

当然ですが船は人力で動いており、モーターは使っていません。

 

人力で御座船と自分の乗っている船を漕ぐのです。

 

船を漕ぐ男衆は掛け声や歌声を合わせ一心に漕いでいます。

 

摂社などでくるくると船を回すときには一気に力を込めてまわします。

 

そう、休んでいる暇はないのです。

 

そして、その勇壮な姿と、管弦の優美さの対比が素晴らしいお祭りなのです。

 

また、長浜神社で待つ、ちょうちんの灯りも見もので、ぜひ注目してみてくださいね。

 

管弦祭に参加してみよう

 

観光船

 

管弦や船を漕ぐ男衆は夜の海の神事で、陸にいると良く見えませんよね。

 

そのため、観光船が出ています。

 

予約が必要ですが2コースから選べるようになっています。

 

間近で御座船と曳航を見ることができますよ。

 

ちょうちん行列

 

船に乗れない方も無料でちょうちんを配っているので

 

ちょうちん行列に参加することもできます。

 

摂社の長浜神社で配られています。

 

長浜神社に到着する御座船を待ち、お迎えしましょう。

 

長浜神社で雅楽を演奏し、3回船を回したのちに出発されます。

 

御座船が出発した後は表参道商店街を通り、厳島神社へ向かうのです。

 

この時の行列が「ちょうちん行列」と呼ばれています。

 

どなたでも参加は可能です。

 

ただ、ロウソクに火をともすので、小さなお子様が持つ際には十分注意しなければなりません。

 

ちょうちんはそのまま持ち帰ることができるので、参加の記念にもなって良いですね。

 

鳳凰に触れる

 

厳島神社に戻ってきた御鳳輦の鳳凰は一時取り外されます。

 

その時、一般の人たちも鳳凰に触れることができるのです。

 

御鳳輦の鳳凰に触れると幸せになるという言い伝えがあって、

 

これをお目当てにしている人もいます。

 



 

【厳島神社】管弦祭 2019年の日程は?

昨年はなんと106年ぶりに管弦祭は中止となりました。

 

管弦祭は旧暦の6月17日です。

 

2019年7月19日

 

  • 御本殿出御 16:00
  • 大鳥居前の儀 16:40
  • 火立岩 18:00
  • 地御前神社 19:20
  • 長浜神社 20:40
  • 大元神社 21:30
  • 火焼前 22:10
  • 客神社前 22:30
  • 御本殿還御 23:00

 

お問合せ先

 

宮島観光協会

 

  • 〒739-0505 広島県廿日市市宮島町1162-18
  • TEL(0829)44-2011
  • FAX(0829)44-0066

 

厳島神社

 

  • 〒739-0588 広島県廿日市市宮島町1-1
  • TEL(0829)-44-2020
  • FAX(0829)-44-0517

 

多少の雨では中止になりませんが、台風が接近しているなどの場合は

 

事前に問い合わせをしてから向かってください。

 

行事の内容が変更になる場合もあります。

 

【厳島神社】管弦祭へのアクセス方法は?

厳島神社まで山陽本線宮島口駅からフェリーと徒歩で

 

 

お車とフェリーで

 

 

山陽本線地御前駅から地御前神社まで徒歩

 

 

廿日市インターから地御前神社までお車で

 

 



 

【厳島神社】管弦祭とは? おわりに

 

瀬戸の海に映るちょうちんと優雅な管弦、いかがでしたでしょうか。

 

平安の情緒を瀬戸の海で体験できるこの神事。

 

昨年2018年は中止だったため、

 

今年2019年は3柱の姫神様も楽しみにしていることでしょう。

 

海に映る優美な平安絵巻

 

今年2019年はぜひあなたも参加してみてはいかがでしょうか。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

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