2020年 東京オリンピックもいよいよ来年に迫っていますね。
今から楽しみにしている方も多いと思いますが、
今大会から新種目になっている「3人制バスケ」をご存知ですか?
バスケットボールといえば、ほぼ知らない人はいないでしょう。
今や世界で競技人口トップの10億人を超えるスポーツの代表格です。
なので「3人制バスケ」と聞けば
「1チーム3人で対戦するバスケットボール」とイメージが付くかと思います。
そこで今回は東京オリンピックで「3人制バスケ」の観戦をより楽しめるように、
特徴や注目選手などの紹介をしていきたいと思います。
2020年 東京オリンピック新種目 3人制バスケとは?
3人制バスケは元々ストリートバスケットボールとして普及したスポーツです。
「3on3(スリーオンスリー)」と聞くと馴染みがあるかもしれませんが、
2007年に国際バスケットボール連盟(FIBA)がルールを統一し、
現在は「3×3(スリーバイスリー)」という公式競技になっています。
バスケットボールの新たなカテゴリーとして人気が高く、
全世界での競技人口はすでに40万人を超えており、
世界大会には180以上の国と地域が参加するほどの盛り上がりをみせています。
依然としてバスケットボールといえばアメリカの印象が強いものの
「3×3 バスケットボール」の世界ランキング上位国は、
- 男子・・・セルビア、ロシア
- 女子・・・中国、ウクライナ
と、国際色豊かになっています。
日本はというと、2018年11月時点で、男子は4位、女子は8位につけているため、
2020年 東京オリンピックでも活躍が期待できる競技です。
通常の5人制バスケと3人制バスケの違いですが、
人数はもちろんのことボールの大きさやコートの広さ、ルールなどが異なります。
それでは見ていきましょう。
3人制バスケの特徴とルール
【チームの人数】
4名以内
控えの選手を含めた人数です。
5人制は12名以内です。
【ボールの大きさ】
- 大きさ・・・6号球
- 重さ・・・7号球の専用球
5人制は7号球を使用し、女子は6号球を使用。
両方を合わせた仕様の専用球です。
【コートの広さ】
横15m×縦11m
5人制は横15m×縦28mなので横の広さは同じです。
【試合開始】
コイントスにより攻撃側を決定
攻撃側はチェックボールにより開始します。
5人制はジャンプボールで試合開始します。
【得点】
- スリーポイントライン(アーク)内・・・1点
- アーク外・・・2点
- フリースロー・・・1点
5人制はアーク内の得点は2点、アーク外からの得点は3点、フリースローは1点です。
【試合時間】
- 10分一本のみ
- ノックアウト方式採用
ノックアウト方式はどちらかのチームが21点先取した時点で試合終了となります。
5人制は10分の4クォーター(計40分)
【ショットクロック】
12秒
5人制は24秒なので半分の時間でシュートを打たなければなりません。
【タイムアウト】
1チーム1回のみ(30秒)
5人制は5回(第1、2クォーターで2回 第3、4クォーターで3回)
【ボールがラインから出た場合の再開】
チェックボール
5人制はボールが出たラインからスローインにより再開します。
【個人ファールの制限】
なし
5人制は5回で退場になります。
【チームファールの制限】
6回
- 7回目以降・・・ファールを受けたチームにはフリースローが与えられる
- 10回目以降・・・2本のフリースローとボールの所有権が与えられる
5人制は各クォーターで4回までで、
5回目以降はファールを受けたチームには2本のフリースローが与えられます。
【得点したとき】
攻撃になったチームがアークの外にボールを運び再開
5人制は攻撃になったチームがエンドラインからスローインにより再開します。
【選手交代】
申告する必要なし
21点先取でノックアウト方式により試合が終了することや、
ショットクロックの時間が12秒というルールは大きな特徴といえます。
得点が重なるごとに緊張感が増し
5人制と比べて半分の時間でシュートを打たなければならないため、
スピーディーでダイナミックなプレーが観客を沸かせます。
5人制は選手交代時にスコアラーへ申告が必要です。
3人制バスケの注目選手は?
2019年2月に日本代表候補の選手たちが集められ強化合宿が行われました。
この強化合宿は2019年の6月に開催される「FIBA3×3ワールドカップ」、
2020年 東京オリンピックを見据えたもので男子は30名、女子は15名が選出されました。
まさにこれからの3人制バスケを牽引していくであろう選手たちといえるでしょう。
2018年6月にフィリピンで開催された
「FIBA3×3ワールドカップ」に日本代表として出場をしている
- 鈴木慶太(RBC東京/TOKYO DIME.EXE)
- 小松昌弘(RBC東京/TOKYO DIME.EXE)
- 原修太(千葉ジェッツ)
- 落合知也(BREX.EXE)
は、今回も日本代表候補に選出されています。
その中でも鈴木慶太、小松昌弘、原修太の3選手が注目を集めています。
鈴木慶太(RBC東京/TOKYO DIME.EXE)
3×3のカリスマ的な存在です。
高校時代まではアメリカで活躍していましたが帰国後23歳で3×3の道を進み、
トッププレイヤーとして名を馳せてきた大ベテランです。
小松昌弘(RBC東京/TOKYO DIME.EXE)
高校、大学、その後の実業団チームで輝かしい実績を残し2015年に3×3に転向しました。
シュート力や体の強さを武器に活躍するオールラウンダーで日本選手権3連覇を達成している
日本のキーマンといわれている選手です。
原修太(千葉ジェッツ)
2018年のワールドカップでは唯一Bリーグから選出された選手です。
スピードと得点力を兼ねそろえ若い選手として、さらなる成長が期待されています。
2020年 東京オリンピック 新種目3人制バスケとは? おわりに
今回は2020年 東京オリンピック 新種目3人制バスケについて紹介してきましたが、
いかがだったでしょうか。
コートの広さや21点先取でノックアウト勝利になることなど、
5人制のバスケとはまた少し違った目線で楽しむことができますね。
またショットクロックが12秒であることや、選手交代で試合が止まらないことなど、
よりスピード感のある試合展開も見どころになります。
日本代表は世界ランキングで高順位につけているため活躍が大いに期待できますので、
ぜひ2020年 東京オリンピックは新種目「3人制バスケ」にも注目してみてくださいね。
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最後までお読みいただきありがとうございました。