格闘技と一口にいっても多種多彩な競技がありますよね。
また、テレビで放送されているものやネットで配信されているものなど、
そのジャンルも様々です。
そんな中、今注目を集めているのが
無料インターネットテレビ「AbemaTV」で配信されている
「格闘代理戦争 4thシーズン」(以下、格闘代理戦争4)です。
この「格闘代理戦争4」と共通点が多くみられるのが、
約20年前にTBS系列で放送されていた「ガチンコファイトクラブ」です。
どちらも格闘技ファンのみならずとても人気のある番組ですが、
人気の理由は両者の共通点にあるのではないでしょうか。
そこで今回は「格闘代理戦争4とガチンコファイトクラブの共通点を考察」した内容を
ご紹介していきたいと思います。
格闘代理戦争4とガチンコファイトクラブの共通点
まずはじめに、「格闘代理戦争」と「ガチンコファイトクラブ」について簡単に紹介をします。
格闘代理戦争とは?
格闘代理戦争は、「格闘界に次世代スターを送り込め」というキャッチコピーを掲げ、
2017年から無料インターネット「AbemaTV」の格闘チャンネルで
配信されている番組です。
輝かしい実績を残した名声あるレジェンド格闘家が次世代選手を推薦し、
自ら育成などのサポートでバックアップしていきます。
次世代選手たちはトーナメント戦に向けレジェンド格闘家の指導のもと、
様々なトレーニングを積みながら成長し、試合に挑みます。
次世代選手とレジェンド格闘家が二人三脚で戦いに挑む姿を追う
格闘技ドキュメンタリーです。
4シリーズ目となる「格闘代理戦争4」ではK-1が採用されています。
現役で活躍する
- 武尊
- 芦沢竜成
- 皇治
- 木村”フィリップ”ミノル
- 久保雄太
が監督となり、魔裟斗が監修者を務めます。
1チーム4名の団体戦となり、トーナメントの優勝チームには
- 賞金総額300万円
- 「K-1 WORLD GP」出場
が約束されます。
応募の中から書類選考を通過した参加者がトライアウトを受け、
各監督がその中から選手を選抜します。
ガチンコファイトクラブとは?
ガチンコファイトクラブは、TOKIOのメンバーが司会となり、
1999年4月から2003年7月までTBS系列で放送されたバラエティー、
リアリティー番組「ガチンコ」を代表する人気企画です。
元プロボクサーの竹原慎二がコーチを務め、
集まった荒れる不良少年たちを熱血指導で育成しながら成長させ、
ボクシングのプロテスト合格までをサポートします。
ファイトクラブは5シリーズに渡り放映され、実際に何人かのプロボクサーを誕生させました。
特別コーチとして
- 畑山隆則
- 辰吉丈一郎
- 坂本博之
- 大島宏成
- 佐藤修
なども参加しています。
共通点 その1 一般から応募してプロやグランプリを目指す
「格闘代理戦争4」では応募された参加者の中からトライアウトが行われ、
各監督がその中から選手を選抜します。
一方「ガチンコファイトクラブ」でも応募し集まった人の中から
コーチの竹原慎二が選手の合否を判定し、合格者はプロボクサーを目指します。
両者ともに一般応募の中から選手が選ばれ、
格闘技のプロやグランプリという大きな目標を目指す内容になっています。
参加者たちにとっては、
いっきに駆け上がることができるビックチャンスであることが共通点といえます。
共通点 その2 人気で活躍中または活躍していた格闘家が指導者
「格闘代理戦争4」では現役で活躍する人気の格闘家が監督となり、
現役時代は輝かしい実績を残した魔裟斗が監修者を務めています。
「ガチンコファイトクラブ」でもやはり現役時代は数々の実績を残している
竹原慎二がコーチとなり、畑山隆則、辰吉丈一郎なども特別コーチとして参加しています。
実績、名声ともにレジェンド級といえる
格闘界でトップクラスで戦ってきた人たちが指導者となっています。
この点についても両者ともにあてはまっているため共通点といえます。
また現役時代や、試合ではみることができない指導者としての顔をみることができるのも
共通点といえますね。
共通点 その3 シリーズ化している
「格闘代理戦争4」はその名の通り格闘代理戦争の4シリーズ目となっています。
ちなみに
- 1stシーズン・・・立ち技(K-1)
- 2ndシーズン・・・MMA(総合格闘技)
- 3rdシーズン・・・女子格闘技(MMA)
と、シーズンごとに飽きさせない工夫がされています。
一方の「ガチンコファイトクラブ」は1期生から5期生までを輩出し
5シリーズに渡り放映されました。
どちらも1回のみの単発で終わることなく2回目、3回目とシリーズ化しています。
シリーズごとに違った色があり視聴者は新たな展開にワクワクします。
人気があるためシリーズ化が継続しているところが共通点といえますね。
共通点 その4 短期間での挑戦
「格闘代理戦争4」は第1回のトライアウトからトーナメント1回戦の開始までは
1カ月間のスケジュールで行われます。
最初の試合までの準備期間が1カ月しかありません。
「ガチンコファイトクラブ」は練習開始からプロテストを受けるまでの期間は3カ月です。
1カ月でトーナメントの1回戦が行われることや、
3カ月の練習期間でプロテストを受けることなど、
両者ともに短期間で結果を出さなければならないということが共通の条件といえます。
通常ではありえないスピードでの非常に厳しい挑戦だということがわかります。
格闘代理戦争4とガチンコファイトクラブの共通点を考察 おわりに
いかがだったでしょうか。
今回は格闘代理戦争4とガチンコファイトクラブの共通点を考察してみました。
両者の共通点は以下4点といえます。
- 「一般の応募からプロやグランプリという大きな目標を目指す」
- 「レジェンド級の格闘家が指導者」
- 「シリーズ化するほどに人気がある」
- 「短期間で結果を出さなければならない挑戦」
選手たちの闘志むきだしの熱い戦いはもちろん、
応募からスタートし様々な試練を乗り越えながら目標に向かって成長し、
ビックチャンスを掴むことができるのかというギリギリの戦いが見どころであり
大きな共通点といえますね。
そして人気、実力を兼ねそろえた格闘家が指導することで
普段みることができないような顔もみえ、
指導を受ける参加選手にとってはまさに貴重な体験であり、
視聴者にとっても見ごたえのある番組です。
こうしてみると、とてもおもしろいですね。
格闘代理戦争4は現在放送中ですので熱い戦いをぜひご視聴してみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました。