あなたは「小杉の大杉」って耳にしたことはありますか?
「小さいの?大きいの?」
「夢だけど夢じゃなかった」
というトトロと関係のある場所だとか。
今回はジブリ好きはもちろん、そうでない人も気になる「小杉の大杉」について、
アクセスや駐車場の情報、トトロとの関係もご紹介していきますね!
小杉の大杉とは?
山形県の鮭川村の小杉地区にある大杉であることから、小杉の大杉と呼ばれ、
文化財天然記念物にも指定される、1000年以上の樹齢をほこる天然杉です。
- 樹齢1,000年
- 根周り6.3m
- 樹高およそ20m
- 枝張り17m
もある巨大な杉の木で、幹が三又に分かれています。
根元には山神様が祀られ、縁結びの木、子宝の木ともいわれるパワースポットで、
村一番の人気スポットでもあります。
小杉の大杉に関する古い言い伝えは数多く、
なかでも、新庄藩の初代藩主が曲川に正月鷹狩に行ったら大吹雪になり、
先達の案内で大きな杉の木の下で風雪をしのいでいると吹雪が止んだという話が有名です。
不思議な力のある小杉の大杉は、神の木として現在まで大切に守られており、
訪れる際は神聖な場所であることを忘れずに、マナーは守りましょうね。
トトロとの関係は?
小杉と大杉が、宮崎駿監督の「となりのトトロ」に描かれている、
トトロのシルエットにそっくりとファンの間で話題になっています。
耳の部分をはじめ、大きな体など、トトロそのものですよね!
小杉の大杉も推定樹齢1000年の杉の木ですが、
トトロも森の主なので共通点がありますよね。
ジブリファンならずとも、一度はこの目で確かめてみてくださいね。
小杉の大杉へのアクセスは?
- 所在地:〒999-5206 山形県最上郡鮭川村曲川60
山形県内でも積雪量の多い地域のため、
冬の間はアクセスできない可能性が高く、注意が必要です。
春から初秋までの間におとずれることをおすすめします。
公共交通機関でのアクセス
- 山形新幹線で「新庄駅」へ
→バスの場合 鮭川村営バス「大芹沢から豊里駅」で、バス停は「小杉」
→小杉のバス停からは5分ほど
*ただし、バスの時間は、1時間に1本程度です。
たまたま合いそうなら、バスも良いですが、帰りの事まで考えれば
タクシーかレンタカーをおすすめします。
車でのアクセス
東京方面から山形に向かう場合
- 東北自動車道→山形自動車道を経由→「東根I.C」→国道287号線を新庄方面へ
→国道13号へ→県道308号線→国道58号線へ
*この辺りから看板も出てくるので分かるかと思います。
小杉と言う地名と、小杉の大杉を目印に走ってください。
途中、道幅が狭いところがあるため要注意です。
駐車場
10台ほど駐車できます。
駐輪場はありませんが、駐車スペースにバイクも止められそうです。
駐車場にはトイレと自動販売機の設置があり、ロングドライブの休憩もかねて使用できます。
ちょっとした展望台もあり、展望台からも大杉が見える様になっています。
駐車場からは一本道なので、迷わずに大杉まで行くことができます。
トトロに見える角度を探してみよう!
駐車場から、一本道を進んで行くと、大杉が見えてきます。
でも、この時点ではまだあの有名な写真のようなトトロの姿は見えません。
ただの大きな木にしか見えません。
でも、トトロに見えないとあきらめず、あるポイントまでたどり着くことが大切です。
ある撮影スポットから撮るとトトロの木がよりトトロに見えて撮れます。
その撮影場所にはベンチが置いてありますので、すぐに分かると思います。
撮影スポットから見てトトロの木は東側にあるので
午前中だと逆光になってしまう可能性が大きいので、
できれば午後の撮影の方が綺麗に撮れると思いますのでおすすめします。
小杉の大杉とは?アクセスや駐車場情報、トトロとの関係もご紹介! おわりに
いかがでしたでしょうか。
少しアクセスが不便ではあるものの、
樹齢1000年以上で神の木として祀られた神聖な小杉の大杉。
懐かしい田園風景の中でこの木と出会ったら、
何だかホッとして童心に戻れることまちがいなしです。
また、小杉の大杉がある鮭川村という集落は、
山形県新庄市から北西部へ17km進んだところにある小さな村で、
緑豊かな山々、清流がせせらぐ川、そして冬の積雪に横たわる一面の銀世界など、
訪れる人を優しく出迎えてくれます。
ジブリやとなりのトトロを観るとなんだか落ち着く・・・と感じるあなた。
今年は小杉の大杉へ訪れてみてはいかがでしょうか。
最後まで読んでいただきありがとうございました。