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マスクしないでジョギングは大丈夫?コロナの空気感染リスクを考察

新型コロナウィルスの感染拡大による緊急事態宣言が

東京などを除く39県で解除され、

各地域の繁華街や公園は、

久しぶりにマスク姿の人々でにぎわいを見せています。

 

家の中にいるストレスや運動不足から解放され

「そろそろ外でジョギングして体を動かしたい」

「カロリー消費やダイエットとしてジョギングしたい」

という人も増えてくるでしょう。

 

そこで懸念されるのが、

マスクなしでジョギングやランニングをする場合の

「空気感染リスク」です。

 

周りに飛沫を拡散させないために、

ジョギング中もマスクは必要なのでしょうか。

 

今回はジョギングやランニングに伴う

空気感染リスクについて調べました。



空気感染リスク「飛沫はどのくらい飛ぶのか?」

飛沫とは、せきやくしゃみ、会話などで

口から飛び散る水滴のことをいいます。

 

新型コロナウイルスが人から人へうつるのは、

この「飛沫による感染」と、

感染者の飛沫がついた物に触れた手で、

自身の口や鼻を触ることから起きる

接触による感染」が原因です。

 

通常時、口から出た飛沫は約2メートル先で落下しますが、

ウオーキング時には4~5メートル、

ジョギングでは10メートル、

自転車では20メートルの間隔が必要なほど

飛び散るといわれています。

 

これは、運動中に吐く息の量が増えること、

またその飛沫が気流に乗って飛んでくることから

考えられている数字です。

 

新型コロナウィルスについては別記事「新型コロナウィルスとは?症状や対策、空気中の生存時間を徹底分析!」で特集しておりますので、より詳しく知りたい方はお読みいただけると幸いです。

ジョギング中の感染予防はどうすればいい?

「できるだけ飛沫を避けたい」

または

「周りへのエチケットが必要なのでは」

という気持ちから、

ジョギング中にもマスクをつけるという人が増えています。

 

最近では量販店やスポーツ用品店などでも、

ジョギング・ランニング用のマスクを取り扱うようになってきました。

 

喉のうるおいを保てる機能的なものから、

おしゃれなネックゲイターまで、

さまざまな種類のマスクやフェイスガードが販売されています。

 

ジョギングウエアやシューズなどを選ぶように、

服装や好みに合わせてマスクを選ぶという、

おしゃれなランナーもいるでしょう。

 

しかし、気になるのは

「ジョギング中のマスクは危険ではないのか」

という点です。

 

通常時より呼吸が荒くなる運動中は、

ただでさえ肺と心臓に負担がかかっています。

 

そういった状態のときに、

鼻と口を両方覆うようなマスクをつけても問題はないのでしょうか。

ジョギング中にマスクをするリスクは?

飛沫感染のことを考えると、

やはりマスクをつけて走りたいと思うランナーは多いようです。

 

しかし、ジョギングやランニングに適さないマスクは呼吸の妨げとなり、

体の中に酸素を十分取り込めない原因になることがあります。

 

また、マスクの中で吸って吐いてを繰り返すことで、

熱を持った空気が体にこもり、

熱中症を引き起こす恐れがあると指摘する専門家もいるのです。

 

中国では、体育の授業中にコロナ感染予防としてマスクをつけた生徒が、

激しい運動をして突然死亡する事故が相次ぎました。

 

そういったケースから身を守るには、

どのようなことに気をつければよいのでしょうか。

ジョギング中にマスクをつけるべき?つけなくてOK?

いくらジョギングやランニングの服装・シューズに気を使っても、

呼吸がしにくいマスクをつけているだけで、

ランナーにはとてつもない負荷がかかってしまいます。

 

コロナの感染防止に夢中になるあまり、

口元をしっかり覆いすぎて熱中症になってしまったということがないように、

マスクをつけて走る場合には細心の注意が必要です。

 

マスクをつけてジョギングをする場合は、

「いつもよりスピードを落として走る」

「適度に休息をとる」

「ウオーミングアップを長めに行う」

などを心がけましょう。

 

今まで家でゆっくり過ごした分

「しっかり運動したい」

「カロリーを消費したい」

「ダイエットのために走りたい」など、

初心者がジョギングやランニングを始めるときには、

さらに注意が必要です。

 

マスクをつけてジョギングする場合は「無理をしないこと」

 

そして、マスクをつけて運動する場合は、

できるだけ自分に合ったものを選ぶようにしましょう。

 

また、マスクをしないでジョギングをする場合は、

感染のリスクをしっかり考慮し、

10メートルほど人との距離をとりましょう。

ランナーが前後の縦列で走る場合には、

後ろのランナーが感染の危険にさらされます。

 

もし、ジョギングをしている人同士の距離が近ければ、

前に走っているランナーの口から飛び出した飛沫が、

気流に乗って後ろのランナーの体にくっついてしまうでしょう。

 

小さな子どもや高齢者が近くを歩いている場合にも、注意が必要です。

 

マスクをしないでジョギングをする場合は、

混雑する場所や時間を避け、

大人数で走らないという工夫をしましょう。



マスクしないでジョギングは大丈夫?コロナの空気感染リスクを考察 おわりに

これからどんどん気温が上がり、

服装も薄着になっていく季節。

 

カロリー消費やダイエットのために、

また、健康維持のためにも運動はかかせません

 

コロナ禍で自粛を余儀なくされ、

ストレスがたまりがちな人ほど、

外に出てリフレッシュすることが大切になってきます。

 

人がほぼいない場所、また十分に距離を保てる場所であれば、

ジョギング中にマスクなしで走ることも可能です。

 

ただし、周囲に人が多い場合や人とすれ違う可能性が高いときは、

コロナの感染予防として、

自分に合ったマスクをつけるとよいでしょう。

 

マスクをつけてジョギングする場合は、

体調と相談しながら無理をしないということを心がけてください。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

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