2020年はコロナの影響で、家におこもりする時間も増えました。
・・・この自粛期間で、あなたは他の人に差を付ける取り組みはしていましたか?
うーん、どちらかと言うと知識をもっと増やしたくありませんか?
例えば、資格勉強とか。
そこで!
老若男女誰でも有用な知識「マナー」について学んでみませんか?
今回は長い社会人生活を送るうえで欠かせないマナーについて身に着けていることを証明できる「社会人常識マナー検定」についてお送りします!
「社会人常識マナー検定」って何? どんなことが学べるの?
さて、あなたは「社会人常識マナー検定」って何なのかご存じですか?
「社会人常識マナー検定」は民間検定試験に当たり、文部科学省後援で(社)全国経理教育協会が認定する検定です。
元々は秘書能力検定でしたが、平成27年度から今の名称に変更されました。
この検定試験は、社会で働く人たちのビジネス力を測る能力検定試験です。
試験を通してビジネスマナーや常識を習得することによって、コミュニケーション能力を向上させることを目的としています。
大きく「社会常識」「コミュニケーション」「ビジネスマナー」の3つについて学びます。
「社会常識」は社会とは何か・仕事とは何か・仕事の成果として何を示すべきか、など。
「コミュニケーション」は社会人としてふさわしい言葉使いや文書作成など。
「ビジネスマナー」は電話応対や名刺交換、来客対応などですね。
対象としては就職活動を始める前の学生や、ビジネス界でさらに活躍したいと考える社会人を想定しています。
つまり、老若男女問わず、大事な知識ですね!
では、次からは受験資格や勉強方法について調べてみましょう。
社会人常識マナー検定は独学で合格できる?合格率は?受験資格が必要なの?
まずは、社会人常識マナー検定の受験資格ですが・・・ありません!
社会人常識マナー検定の難易度は「易しい~やや易しい」、
合格率は平成30年度データでは
1級:合格者数21名/受験者数60名=合格率35%
2級:合格者数474名/受験者数673名=合格率70%
3級:合格者数2,162名/受験者数3,303名=合格率66%
となっています。
幅広い年齢層が目指せる一般常識試験なので、一般社会常識のある人なら、それほど勉強しなくても点数は取れます。
特に3級は初歩的な検定試験なので、合格を目指して勉強するほどの試験ではありません。
2級、1級になると合格率も低く難易度も高くなりますので、それ相応の試験勉強が必要になります。
受験地は全国19か所ありますが、年3回全会場で受験できる訳ではないのでご注意ください。
受験日程は毎年6月上旬・9月下旬・1月中旬の年3回。
受験手数料は
1級:4,200円
2級:2,700円
3級:2,200円
となっています。
社会人常識マナー検定とは?合格率や勉強時間、独学で合格できる? おわりに
いかがでしたでしょうか。
ちなみに、日本で働く外国人のための「社会人常識マナー検定 Japan Basic」もあります。
「社会人常識マナー検定 Japan Basic」は、 ここ数年で増えている留学生の方が日本で働くためのビジネスマナーを身につけることを目的とした検定試験です。
お国が違うと、言語の壁の他にもビジネスの進め方や言葉遣いが違ってきますからね。
特に日本は特殊な文化があるため、仕事場で「やっぱり外国人は難しい」と言われないように、一度は受験して体系的に学んでおくことをおすすめします。
最後までお読みいただきありがとうございました。