あなたは、「胡蝶蘭(こちょうらん)」をご存じですか?
胡蝶蘭は、主にお祝いごとにプレゼントするお花で、
よく開店祝いのレストランの入り口に飾られていたりしますよね。
「でもお高いんでしょう?値段はどれくらいするの?」
「できるだけ長持ちさせるには、どうしたらいいの?」
という方や、
「そもそも胡蝶蘭ってなに?」
という方もいると思います。
今回は、「胡蝶蘭」の特徴や値段、長持ちさせるにはどうしたらいいのかを
ご紹介しますので、詳しく見ていきましょう!
「胡蝶蘭」とは?
「胡蝶蘭」の名前の由来は?
「胡蝶蘭」は、学名で「ファレノプシス」と呼ばれます。
なんだか舌を噛んでしまいそうな発音ですが、「ファレノプシス」は、
ギリシャ語で「ファライノ(蛾)」と、「オプシス(似る)」という
2つの単語から成り立ちます。
その名前の由来ですが、「“蛾”に似ているから」という理由だそうです。
当時の人たちには、この美しい胡蝶蘭が蛾に見えたのですから、異文化の
感覚の違いに驚かされます。
また、「胡蝶蘭」という名前の由来は、「“蝶”が飛んでいるように見える」
といわれ、花言葉として「幸せが飛んでくる」「共にする喜び」と言われています。
「胡蝶蘭」の特徴は?
●「暑さに強く、花持ちが良い」
胡蝶蘭の原産地は、東南アジアや、インドネシアで、熱帯の植物です。
現在は温室の利用などによって、1年中胡蝶蘭を見ることができますが、
もともとは、2月~3月の冬のおわりに花が咲きます。
胡蝶蘭の茎は短く、葉っぱは分厚く、お花は1本の茎につき、蝶々のような
お花が数輪~数十輪咲くという特徴があります。
また、「乾燥に強く、多湿を好む」という性質があります。
胡蝶蘭は、とても長持ちすることでも知られており、およそ1カ月以上、
綺麗に咲いた状態を保つことができます。
だからこそ、お祝いごとの余韻を感じさせてくれるお花として好まれている
のでしょう。
ただし、寒さには弱いのでご注意くださいね。
●「控えめな香り」
胡蝶蘭は、その華やかな見た目とは反対に香りは控えめです。
花の香りを好む人もいると思いますが、1カ月に渡って、自宅や会社などで
同じ匂いがしたら辟易するでしょう。
「花の香りが控えめ」というのは、長く飾ってもらうのであれば飽きが来ない
メリットがあるのです。
●「花粉が飛び散らない」
胡蝶蘭の花粉は、花びらの奥に溜まっているため、ほとんど飛び散らない
という特徴があります。
室内で飾るにあたって、「花粉が飛び散らない」というのは大きなメリットです。
●「花の大きさで呼び方が変わる」
胡蝶蘭は花の大きさによって、大きく4種類に分けられます。
大きい順に以下の通り。
「厳選胡蝶蘭オレアル」
「大輪(たいりん)胡蝶蘭」
「中輪胡蝶蘭」
「ミディ(ミニ)胡蝶蘭」
花の大きさが15㎝以上のものを「厳選胡蝶蘭オレアル」、
13㎝~15㎝ほどのものを「大輪(たいりん)胡蝶蘭」、
6㎝~12㎝ほどのものを「中輪胡蝶蘭」、
3㎝~6㎝ほどのものを「ミディ(ミニ)胡蝶蘭」と呼びます。
大輪胡蝶蘭が最も一般的で、お祝い用の中でもよく目にします。
「胡蝶蘭」のお値段は?
季節ごとに変動はしますが、「胡蝶蘭」の値段の相場感は以下となります。
■「厳選胡蝶蘭オレアル」の値段は?
3本立ち:約34,000円
5本立ち:約57,000円
■「大輪胡蝶蘭」の値段は?
1本立ち:6,600円 ~ 19,800円くらい
2本立ち:12,100円 ~ 34,100円くらい
3本立ち:16,500円 ~ 44,000円くらい
5本立ち:35,200円 ~ 57,200円くらい
■「中輪胡蝶蘭」の値段は?
2本立ち:6,600円 ~ 9,900円くらい
3本立ち:12,100 ~ 15,400円くらい
■「ミディ(ミニ)胡蝶蘭」の値段は?
2本立ち:4,900円 ~ 9,900円くらい
3本立ち:9,900円 ~ 15,400円くらい
胡蝶蘭の価格は、単に花の大きさだけで決まるものではありません。
「厳選胡蝶蘭オレアル」や「大輪胡蝶蘭」では、輪数によって価格が
大きく変わります。
一方で、「中輪胡蝶蘭」や「ミディ(ミニ)胡蝶蘭」は、花が咲きやすい
ため、ほかの2つよりも、輪数による価格の変動が小さめです。
また、花の色の珍しさや、ラッピングの方法によっても価格が上下します。
「胡蝶蘭」を長持ちさせるには?
「胡蝶蘭」を飾るのに最適な場所は?
胡蝶蘭を飾るのに最適な場所は、「玄関」です。
「水はけの管理がしやすい」と同時に、「玄関の飾りもの」としても光ります。
玄関以外ですと、「1日の温度差が少ない場所」が最適な環境と言えます。
■「胡蝶蘭」を長持ちさせるには?
胡蝶蘭を長持ちさせるための最適な温度は、「18℃~25℃」です。
この範囲内でも、温度が高ければ高いほど、開花している期間が短くなって
しまいます。
そのため、18℃~25℃の範囲内でも、できるだけ低めにしておくと、胡蝶蘭
がより長くお楽しみいただけます。
ちなみに、胡蝶蘭が生きれる最低ラインの温度は、「5℃~17℃」「26℃~32℃」
ですのでご注意ください。
また、胡蝶蘭はデリケートですので、肥料を与え過ぎないほうが長持ちしますよ。
■「胡蝶蘭」は直射日光に当てたほうが長持ちする?
胡蝶蘭にとっては、人が普通に生活できるくらいの光で十分とされており、
直射日光を当てなくても問題ありません。
胡蝶蘭はデリケートですので、「光が強すぎても」しおれる原因となって
しまいますので、「間接的に太陽光があたって、影がぼんやりできる」くらい
の光の強さが理想的といえるでしょう。
胡蝶蘭とは?値段はどれくらい?長持ちさせるにはどうしたらいいの? おわりに
いかがでしたでしょうか。
今回は、「胡蝶蘭」の特徴や値段、長持ちさせるにはどうしたらいいのか
をご紹介しました。
基本的に値段は高めの高級品ですが、お花屋さんによっては比較的安く
仕入れているところもあります。
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とても縁起の良いお花ですので、あなたもぜひ、お祝いごとでプレゼント
してみてはいかがでしょうか。
是非、お試しくださいね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。